煙突掃除メンテナンス

薪ストーブの煙突掃除in小平市と立川市

メンテナンスシーズン全開とばかりに、本日は午前午後と薪ストーブの煙突掃除に行ってきました。
梅雨入りしてはっきりしないお天気が続いている東京ですが、スケジュール変更をせずにお伺いできてラッキーでした!

さて、1軒目は小平市にて他社さん施工でストーブを設置されたお客様です。
今回で煙突掃除のご依頼は2回目になります。

素敵なログハウスにお住まいで、シーズン中は毎日薪ストーブを使っていらっしゃるそうです。
お庭にはすでにこの冬使う為の薪がびっしりと積まれていました!

薪棚に薪が満載薪の小口

薪割をした日付が分かる様に、一本一本の木口に記入されていました。

これならいつ薪割りをしたか一目でわかるのでとてもわかりやすいですね!

煙突の掃除

煙突内部の汚れはタールの付着もなく良好といった感じでした。

 
 
続いて、2軒目は立川市へ。
こちらのお宅は当社施工のお客様で煙突掃除はこれで3回目になります。

外部煙突煙突内の煤

毎年、煙突掃除に伺うたびに、ストーブの扱いが上手になっているのが煙突を見るとよくわかります。
最初の頃はタール分もあったりしましたが、今ではパウダー状の煤になっています。

シーズン中はほぼ毎日使用されているので煤の量はそれなりですが、こちらもタールの付着もなくまず良好といったところでしょう!

交換前バーミキュライト交換

バーミュキュライトで出来ているバックプレートとサイドプレートが完全に割れていたので、今回はこちらの2枚を新品に交換致しました。

このバーミュキュライトという素材はとても軽くて熱反射性に優れた素材なんですが、それほど強度がなく、ぶつかったりすると割れやすいので薪を入れる際には少し注意が必要なんですよね。

バーミキュライトがあることで、炉内に熱を閉じ込めて質の高いクリーンバーン燃焼を可能にしています。
薪ストーブの燃焼を良くする大事なパーツですから、割れてしまったら交換しましょう!

それではまた明日~。

川崎市宮前区にて薪ストーブの煙突掃除

本日は昨年の夏に当社でバーモントキャスティングスのイントレピッド2を設置させて頂いたT様邸に初回メンテナンスで伺いました。

まずは玄関でお出迎えをしてくれたワンちゃん!
とても可愛くなんだか癒されてしまいました。

ワンちゃん

 
それではストーブ本体のメンテナンスへ。

天板部分でお湯を沸かした際に噴きこぼれて錆てしまったようです。
先日のブログでご紹介したように防錆、潤滑剤の55-6とワイヤーブラシで錆を落としていきます。

本体掃除前

本体掃除後

ここまで綺麗になるとは思っていなかった様で、お客様にも大変喜んで頂けました。

よかったです!

 
イントレピッド2

ストーブの設置に伺った際もすごくかっこいいなーと印象に残っていた炉壁。

壁に埋め込まれいるのは瓦で白い部分は漆喰になっています。とても素敵ですね!

やはり炉壁炉台がかっこよく出来ると、よりストーブも引き立ちますしね。

 
さて、続いて煙突の掃除です。

煙突掃除前。タールが少々多めでした。

煙突掃除前の煤

そして掃除後はこちらです。

煙突掃除後の内部

ストーブの使用頻度としては、週3回ぐらいとの事なので、煤の量自体はそれほど多くはなかったのですが、煤の質、タールが気になるところでした。

シーズン後半はストーブの扱いに慣れてきたとおっしゃっていたので、来年はより良い状態になっていると思います。

 
それではまた明日!

八王子市にて煙突掃除

本日は当社で設置を行った八王子市のS様邸に煙突掃除に行ってきました。

今年で4シーズン目に突入という事で、ご使用されているバーモントキャスティングスのアンコールも使用感が出てきました。

クラシカルなデザインのストーブは特に、使い込んでいく事によって、いい味と雰囲気がより出てくると思います。

 

アンコール

 
ところで、バーモントキャスティングスの薪ストーブはストーブトップがガンガン熱くなるので、料理やお湯を沸かしたり大活躍だと思います。
でも、ちょっと目を離した隙に噴きこぼれてしまった、なんていう事はみなさん一度は経験された事があるのではないでしょうか。

噴きこぼれをそのまま放っておくと、このように錆びてしまう事ありますよね。

ストーブトップの錆び

 
錆は放置しているとドンドン浸食して鋳物を痛めることになるので、なるべく早めに綺麗に取ってあげましょう。

色々な方法がありますが簡単なやり方としては、防錆・潤滑剤の55-6などを吹きかけて、ワイヤーブラシで磨くだけ。

これだけで写真の様にかなり綺麗になりますよ。

錆を落とす

 
 
そして、煙突掃除もしましたよ!

煙突掃除前の内部
煙突掃除後の煙突内部

実は使用開始2か月で煙突を詰まらせてしまったS様。

焚き方や薪について毎年お話させてもらっているおかげか、煙突の状態は年々タールの量も減って、煤の質も改善傾向にあります。

来シーズンに備えての薪の準備もばっちり出来ている様なので、また今年もいい冬が迎えられそうですね。

それではまた明日。

本日は煙突掃除が2軒です

本日は大田区と横浜市で午前午後と薪ストーブの煙突掃除に行ってきました。

一件目は2年前に当社で取付を行ったK様邸です。
煙突掃除前 ネスターマーティンS43

2シーズン使用されてから今回が初めての煙突掃除という事で、汚れ具合も相当かなと想像していましたが、煤の量は多かったものの、煤の状態は細かくサラサラでした。

薪ストーブ本体の炉内の状態から見ても、薪の乾燥と空気の調節が最初のシーズンとしては、まずまず上手く出来ているようですね。

着火時に薪をしっかりとくべて焚き上げて、スムーズに温度を上げられるようになると、もっと煤の量を減らすことが出来るようになると思います。

 

 

外部煙突煙突掃除ブラシ

こちらお宅の煙突は壁貫通で立ち上げていますが、写真のように数カ所、煙突に曲りがあります。
その場合は、煙突掃除用のブラシとロッドをつなぐアダプターを写真のようなスプリングタイプの物に付け替える事で、スムーズに煙突掃除が可能になります。

煙突掃除ブラシを挿し込んでいくと、曲りの部分でスプリングが曲がって、煙突の角度に合わせてスムーズに入っていってくれます。

煙突がストレートの場合には必要ありませんが、曲がっている煙突に付け替えずにそのまま煙突に押し込むと、曲りの部分にブラシが引っかかって、ブラシが取れなくなる事もあるので、気を付けてください!

貫通部の掃除

壁貫通部分の煙突掃除を室内側から行う場合は、写真のような専用のカバーを使用してあげると、室内にススや灰が舞わずに綺麗に掃除できます。

こちらの袋はアウトドアブランド「モンベル社」とファイヤーサイドが共同開発した物なので、持ちも良く丈夫です。

 

さて、続いて午後は横浜市のM様邸へ。

こちらも当社施工のお客様で毎年煙突掃除のご依頼を頂いております。

煤の量

掃除前の煙突掃除後の煙突

シーズン中は毎日ストーブを使用されているようで、煤の量も多めでした。

しっかりと掃除して回収したので、来シーズンも安心して薪ストーブライフを楽しんで頂けますね!

それではまた明日。

調布市にて煙突掃除

本日は東京都調布市にて薪ストーブの煙突掃除に行ってきました。

こちらのお宅は東京らしい3階建ての住宅になっています。
普段、東京ストーブで使っている2連ハシゴでは約8mの屋根までしか届かないため、今回は3連ハシゴを使用して登っていきます。

そして、薪ストーブが設置されているのは一階なので、煙突の長さは11メートル以上に及びます。

 

煙突掃除3連ハシゴ

DSCN0482

写真で見ると、通常の2階建てとそれほど変わらないハシゴの様子に見えますが、実際に上ってみると高さの違いを感じます。
まずは安全第一で、慎重に作業を行いました。

 
2年ぶりの煙突掃除でしたが、煤の量も少なく?全体的にとても綺麗な状態でした。

 
いよいよ屋根の上も暑さが増してきたのと同時に、梅雨の気配も感じるようになってきました。
梅雨入り前までに煙突掃除に伺えるように、日々頑張ります!

北区にて煙突掃除、と店舗の改装工事

昨日に引続き煙突掃除に行って来ました。
本当に有り難いことに、みなさん早くから煙突掃除のご依頼を頂いています。

8月ごろになってくるとシーズンに向けた駆け込みのご依頼で予定が混み合ってきます。
まだ煙突掃除をしていない!という方は、是非お早目にお願いします!

 
さて、今回のお宅の掃除前の煙突内部はこのような感じです。

煙突内部

毎年、お伺いしているのですが、今年は煤の量も少なく綺麗な状態でした。
以前はもう少しタール分があったり、煤の量も多かったです。

薪ストーブ本体はバーモントキャスティングスのアンコールをお使いなのですが、煙突内部の煤を見るとアンコールの扱いにも慣れてきた事がよくわかりますね!
シーズン中は日が暮れてから就寝まで使用されているそうです。

ホウロウのかけホウロウの補修

アンコールの赤は鋳物のストーブの表面にホウロウでコーティングされていますが、どうしてもぶつけてしまた際にかけてしまう事があります。

今回は、天板部分のホウロウがかけていたので、応急処置としてタッチアップで補修しました。
これで遠目から見ればだいぶ分からなくなります。

欠けてしまった部分の凸凹はホウロウ補修パテを使うとかなりきれいになります。
気になる方はぜひお問い合わせ下さい。
 

 
それと、ここのところ通常の煙突掃除や薪ストーブの工事と並行して、東京ストーブの1階の「カイクラフトゴルフ」の移転に伴って、「煙突カフェ」の厨房改装工事も行っています。

最初はゴルフの試打スペースでこのような感じだったのですが、

改装前

日々、工事終わりにちょっとずつ進めて、今はこんな感じになっています。

改装中 改装中2

壁を立てるだけでなく、厨房の床を掃除できるように排水溝やグリーストラップを新設したり、給湯器も設置しています。
自社の店舗なので、電気工事とガス工事以外はすべて東京ストーブのスタッフで行っています!
豊富な建築工事の経験と、たくましいDIYの精神の成せる技ですね。

 
そして、今日はここへ壁を貼って塗装まで行いました。
(写真はまだありません。)

来週の3日には厨房機器を入れて稼働できる状態になる予定です。

こちらも薪ストーブの工事と合わせてお楽しみに!

日野市&世田谷区にて煙突掃除

本日は弊社で薪ストーブを設置されたお客様宅に煙突掃除へ午前午後と行ってきました。

一件目は日野市へ。

シーズン中は毎日使っていたとのことで、煙突内部の煤の量は全体的に多く、昨シーズンの薪の乾燥が不十分だったこともあって、少々タールが気になりました。

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R0040107

薪ストーブ本体はバーモントキャスティングスのイントレピット2。

扉の部分とトップローディングのガスケットが硬くなり気密が悪くなっていたので、交換しました。
特に扉部分のガスケットが劣化すると、余分な空気が入ってしまうため、微調節が利かなくなり空気をしっかり絞る事が出来きなくなります。

 
また、イントレピッド2のメンテナンスポイントとしては触媒とセラミックボックス内に溜まる灰の掃除があります。
シーズンを通して使用していると灰が触媒やセラミックボックス内の排気経路に溜まって、詰まってしまうことがあります。

薪ストーブは灰をしっかりと溜めて使用した方が燃焼が良くなり、薪も最後まできれいに燃えきってくれるので良いのですが、その灰を吸い込んで詰まることがあるのです。

 

続いて2件目は世田谷のお宅へ。

主にシーズン中は日が落ちてから使用することが多いという事で、煙突内部もそれほど汚れていませんでした。

DSCN0425

昨シーズンのメンテナンスでガスケットの交換を行っているので、薪ストーブ本体の状態も良好でした。

DSCN0430

それではまた明日。

南足柄市にて初回煙突掃除

本日は、昨年の12月にアンコールを設置させて頂いたお客様宅へ初めての煙突掃除・メンテナンスに伺いました。

こちらのお客様のお宅は周囲山に囲まれていて、薪ストーブで暮らすには最適な場所といった雰囲気です。

その代り、冬はとても寒いようで、薪ストーブの暖かさがすっかり日常にはなくてはならない存在となっているとお話して頂きました。
そんなお話を伺うと私も嬉しくなります。

 
またリフォームを行うタイミングに合わせて、薪ストーブを導入されたので、吹き抜けが無くても家全体を暖められるように、ストーブを設置した1階の天井部分にガラリと言われる開閉できる通気口を設けて、2階にもしっかりと暖気を廻し、階段を下って空気が循環するように考えられています。

天井のガラリ

煙突内部のスス  触媒の状態

 
さて、肝心の煙突掃除について。

今回が初めてのメンテナンスという事でしたが、煙突内部の状態は良好でさらさらの煤でした。
シングル煙突の部分で上の写真程度で、シーズン中はほぼ毎日焚いていたようですが、煤の量も少なめです。

空気の調整が絞り過ぎず良い塩梅で焚けていることと、なんといっても薪がしっかりと乾燥している証拠ですね。
そういえば、取付工事に伺った時も、来シーズン用の薪だよ!と頑張って作ってらっしゃいました。

 
 
東京ストーブでは弊社で取付させて頂いたお客様には、初回の煙突掃除・メンテナンスをサービスさせて頂いています。
やはり取扱説明を受けても、実際に薪ストーブで生活をしてみないと分からない事はたくさんありますからね。
シーズンを終えて、またお話させて頂くことで、見えてくることがあると思っています。

 
 
それではまた明日。

煙突掃除へ行きました

こんにちは。
本日は午前と午後に1軒ずつ煙突掃除へ行ってきました~。

どちらも弊社施工のお客様です。
正午すぎから雨がちらついてきましたが、本降りにはならずに持ちこたえてくれました。
しかし台風接近中との事で風が時より強く吹き強風に煽られるシーンも・・・

触媒煙突Before
タール煙突After

 

一件のお宅の煙突内部は薪が乾いていないせいか、タールがかなり多めでした。

設置ストーブはバーモントキャスティングスのアンコールという事で、触媒の状態をチェック!
こちらはまだ使用出来る状態です。

触媒の寿命は毎日使うユーザーさんで概ね3年前後です。
しかし、煙が多く出る状態で使い続けると、触媒にも大きな負荷がかかるので、それよりも早く交換となるケースも多くみられます。

逆に使用方法が良いと何年も触媒が長持ちする、というケースもあるようです。

薪ストーブは何と言っても、薪の乾燥が命!ですね。

 

煙突ファンの掃除煙突ファン

 

もう一軒のお宅はなんとマンションの最上階にストーブを設置!
そして壁貫通から煙突を立ち上げています。

建物の設計上、煙突をドラフトが確保できる長さまで伸ばす事が出来ない為、強制ファンを取付てドラフトを確保しています。

ストーブを使用する際に部屋内に取付ているスイッチを押せばファンが回ってくれるようになっています。
ファンの回転速度も調整できるので、適度なドラフトに自分で調整できるのも良いですね!

煙突貫通部

煙突の中はこんな感じでした。
こちらは煤の量も少なめで良い状態と言えます。
 
 
 
梅雨が始まる前に、煙突掃除を!