本日は千葉県柏市でバーモントキャスティングスのアンコールエヴァーバーンをお使いお宅へ、煙突掃除と本体メンテナンスに行ってきました。
こちらのお客様は煙突、薪ストーブ本体とも他社で設置されていますが、3年前に煙突掃除のご依頼を頂き、今回が2回目のメンテナンスになります。
どうもありがとうございます。
それでは早速、煙突の状態を見ていきましょう。
3年ぶりとは思えないほど綺麗な煙突内部で煤もほとんど付いていません!!
しかもシーズン中は週のほとんどを薪ストーブを使用して過ごされているそうです。
一般的に、二次燃焼機能が付いた薪ストーブで良好な燃焼をしていれば煤の量はかなり少なくなります。
ですが、ここまで煤が少なくて灰のように真っ白な状態というのは、逆に燃焼温度が上がり過ぎている可能性もあります。
皆さん煙がなるべく出ない様に燃やし方を試行錯誤されているとは思いますが、燃焼温度を上げ過ぎてしまうとストーブ本体、特に炉内のパーツ類には負荷がかかっていることになります。
すぐにストーブ本体が壊れてしまうといった事はないかもしれませんが、ダメージが蓄積して寿命が短くなったり、パーツの破損に繋がる恐れもありますので注意が必要ですね。
炉内のパーツを全て解体してガスケットの交換、ボルトの焼き付けを防ぐスレッドコンパウンドを塗布しました。
パーツで隠れていた部分にも煤が溜まっていたので、こちらも綺麗に取り除いています。
アンコールエヴァーバーンやアンコールはダンパー周りのガスケットやボルトの処理をする為には、ここまで分解する必要があります。
多少の手間はかかりますが、これをきちんと行うことでストーブの寿命を延ばしたり、次回以降のメンテナンスが楽になります。
今回は作業時間が3時間半ほどかかりましたが、その分お客様にはより安心してお使い頂けると思います。
それではまた明日。