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4月 8, 2017 - , 薪ストーブ    No Comments

薪ストーブの時間

東京の最高気温は20℃、なんて天気予報が言っています。
こうなってくると、薪ストーブの出番はほぼ無くなってきますね。

朝晩の冷え込みもそれ程ではありませんから、気がはやって焚いたとしても最初の薪投入分でもう充分。
こうして薪ストーブを焚く機会が無くなってくると、どうも物足りなさを感じます。

別にもう寒くはないので、暖かさが足りない訳ではなく、ただ火を見ていたいだけと云えばそういう事なのかもしれません。

薪ストーブの魅力は、輻射熱の暖かさとか、炎の美しさとか、ストーブクッキングとか、インテリア性とか、色々あると思います。

でも、個人的に一番は「時間」ではないかと思っています。

 
薪をくべたり、火のお守りをしたり、ちょっと手間がかかる。

暖まるのにも時間がかかる。

 
日常生活の時間の流れが、ゆっくりとスローダウンするこの感じは、薪ストーブがくれる特別なものでしょう。

家の事に忙しい奥さまも、仕事に忙しい旦那さまも、ふと落ち着ける時間になります。

薪ストーブの前で過ごす時間って良いですよ。

薪ストーブの燃料

昨日は原木収穫祭でした。

弊社のユーザーさん所有の林地で伐採木が出たということで、開催の運びとなりました。

元は薪炭林だそうですが、薪も炭も使わない生活になってからは手つかず伸び放題。
さすがに、車道側だけでも伐って欲しいと要望があって今回の伐採となったそうです。

薪炭林だけあって、大部分が楢や樫という薪ストーブユーザーに好まれる樹種が中心。
どうやら昔から楢だけが生長するように更新してきたそうです。

半日の作業でご覧の通り。
これはBRAVEの15t薪割り機で割った分。
このほかに斧で割った分がこの半分くらいありました。

自分で薪を作ると、より薪ストーブの暖かさに温かさを感じます。

薪ストーブの耐熱ガラス

続々とメンテナンスのご連絡を頂いてありがとうございます。

メンテナンスにお伺いして稀に見かけるのが下の写真のように、ガラスが白くなって元に戻らなくなっているケース。

これは燃焼温度がガラスの耐熱温度を超えて、変質してしまうことで起きる現象です。

原因として多いのは灰受け(アッシュドア)を開けて焚いている場合。
下からたくさんの酸素が供給されることで、熾火の温度が上がってガラスの下側がこうなってしまいます。

あとは、ガスケット(ファイバーロープ)が摩耗して必要以上に空気が入っている場合も同様です。
アッシュドア、フロントドア、サイドドア、この辺りはやっぱり消耗が一番早い部分ですし。

 
ちなみに、耐熱ガラスがこうなるくらい温度が上がっているということは、当然ガラス以外の所にも熱のダメージは蓄積されていますからね。
そうなる前に、ちゃんと対策を。

 
ガスケットが減ってきて空気が入るし燃えの調子が良い、とか無いですからね。
うまく燃えないのには、燃えないなりの理由がちゃんとあります。

 
なんか燃え方がいまいちだな、という皆さん。
メンテナンスにお伺いしたときにぜひご相談ください。

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