5月 23, 2010 - メンテナンス    No Comments

暖炉

先日、都心の集合住宅で暖炉が設置されている物件の煙突掃除に行ってきました。
全部で4部屋に暖炉があるそうです。
このあたりは大使館が多く集まっていたりして、外国人の方もたくさん住んでいるのでこういう物件があるんですね~。
今回はこの建物の管理をされている方からのご依頼でした。
集合住宅で4台の暖炉。
煙突はどうなっているのかというと、3台はこんな感じでトップが集合しています。



3台の煙突トップは連結していて、丸ごと全部外す形になっています。
トップを取るとこんな風になっています。


煙道はちゃんと1台につきひとつになっています。
今まで入居されていた方は暖炉を使うことがあまりなかったため、煙突掃除はもう何年もしていないそうです。
ということで、煙道の中を覗いてみると・・・。



もちろん煤はついていますが、年数の割にはそれほどでもないですね。
厚さ5mmくらいといったところです。
これをブラシでゴシゴシとしました。
数往復した結果・・・


と、こんな感じに綺麗になりました。
煙突掃除はきちんと行わないとドラフト(排煙)が弱くなったり、煙道火災の原因の原因にもなります。
使用状況によって煙突掃除が必要な頻度はまちまちですが、最低でも年に1回は煙道の様子を確認した方が良いですね。
よく分からない、という場合はまずご相談いただければと思います。
何はともあれ、暖炉も薪ストーブもケアが必要なものです。
難しく考えることは何もなくて、暖を取りながら楽しめて、そんな中から色々と興味を持ってもらえたらなと思います。
何事も楽しみながら。
これが一番ですね。

薪ストーブ専門店 東京ストーブ
TOKYO STOVE SUPPLY


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