4月 11, 2014 -    No Comments

春の薪作り

東京ストーブスタッフCです。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

私としては一か月ぶりのブログ更新になりますが、その間には桜が咲いて、ようやく春の
訪れを感じたかと思えば、さみしい事にここ桜上水では、ほとんどが散ってしまいました。

 
ただ、私が住んでいる相模原の山間部では、ようやく満開の時期を迎えて、
山の所々を、山桜が綺麗なピンク色に染めてくれています。

もう少しすると新緑になっていって、とても心地良い季節ですから、来年、再来年の
ストーブシーズンを見据えて行う薪作りはとても気持ちいいものがありますね。

 

私は今日もせっせと薪作りに励んでいますが、薪ストーブの良い所の一つは、
やる気にさえなれば自分で燃料を作れることですよね!!!

 

上の写真は2か月ほど前に行った現場のすぐ隣の解体現場に放ってあった大木です。

現場の方に声をかけてみると「是非持って行って!」と言って頂きました。

しかしながら。
車に乗せようとしましたが、かなりの重量。。。

あまりの重さに二人で顔を見合わせてしまう場面もありましたが、そこは意地を見せて、
なんとか持ち帰る事に成功しました。

 

 

今日薪割りに使用した斧は、薪ストーブユーザーなら一度は目にしたことがあるであろう、
グレンスフォシュ・ブルークスというスウェーデンのメーカーのものです。

 

グレンスフォシュは100年以上も前から斧を生産している老舗メーカーなんですが、
この斧、制作段階で分業することなく、一本の斧を1人1人の職人が最初から最後まで、
作りあげるのがこだわりで、斧頭にはスウェーデン王室認定刻印と製作者のイニシャルが刻まれています。

 

振った時のバランスや柄の握りも良くて非常に使いやすいですし、何より見た目がかっこいいですよね。

本当に男心をくすぐる逸品です。

 

使い込むほどにどんどん味が出てくるので、きっと愛着が湧いてくるのでは。

これから初めて薪作りをされる方にも、本当におすすめしたい斧です。

 

グレンスフォシュの斧はヘッドや柄のサイズが大小様々なラインナップがあるので、きっとしっくりとくる一本が見つかると思います。

 

東京ストーブでは、グレンスフォシュの斧を実際に使って薪割り体験が出来るので、

「斧を使って薪割りをしてみたい、どんな斧を買えばいいか分からない」

という方は、是非足を運んで頂ければと思います。

遠慮なくリクエストしてくださいね。

 

それでは皆様のお越しを心よりお待ちしております。

           

4月 6, 2014 - 薪ストーブ    No Comments

薪ストーブに思うこと

日に日に暖かさが増していく中で、とうとう東京でも桜が花開き春の訪れを確かに感じるようになりました。
それと同時に薪ストーブの季節は終わりを迎えているんだなと感じる今日この頃です。

そうはいっても、同じ東京でも少し西の山間の方へ行けば、まだ朝晩はそれなりに寒く、薪ストーブの出番もあるかもしれませんね。

薪ストーブユーザーとしては

「まだもう少し、もう少し楽しみたい」

という思いと、

「薪の残量が・・・。」

という不安との間に苛まれる、何とも言えない日々です。

 
薪ストーブの炎

 
薪ストーブはきっとめんどくさいものです。
薪を用意しなければならない。

薪が無くなれば不安で仕方ない。

エアコンのようにスイッチ一つでつくわけではない。

火の面倒を見なければいけない。

暖まるまで時間がかかる。

 
でも言い方を変えれば、

薪作りは楽しい。

薪棚が埋まっていく充実感は何物にも代えがたい。

薪があれば電気やガスが止まっても何とかやっていける。

火を起こすのは楽しい。

火が燃えている様を見ていると時間が経つのを忘れる。

炎のゆらめきは飽きない。

体の芯からぽかぽかする感触は他の暖房器具では味わえない。

 
 
マイナスなところはプラスでもあるんです。

 
 
 
大変だ、という眼鏡をかけて見る薪ストーブライフは苦労ばかりかもしれないけれど、

楽しい、という眼鏡をかけて薪ストーブライフを想像すれば、それは幸せの塊だと思う。

薪ストーブだけではなくて、きっと何だってそうなんだと思う。

 
春の訪れと共に薪ストーブの炎を眺めながら、そんなことを考え耽っています。

給気の大切さ・・・

だんだんと春の陽気になって参りましたが、夜はまだまだ冷え込む今日この頃。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

本日は薪ストーブと「給気」の関係の大切さをスタッフYが書かせて頂きます。

薪ストーブの給気口

上の写真は弊社が既存宅への後付け工事の際に設置している開閉式の給気口です。
 

ガスや灯油ストーブのイメージから「換気じゃなくて給気?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、薪ストーブにとっては給気がとても大事なのです。

現在の住宅は「エコ=気密性・断熱性を高くして空調のエネルギー効率を上げる」というコンセプトで造られていますし、おまけにシックハウスを解消するために24時間換気設備の設置も義務化されています。
 

24時間換気は換気扇によって絶えず強制的に排気されている状態ですから、室内は負圧になって、煙突が給気口の役目をしてしまい室内に煙が逆流して来てしまうのです。

薪ストーブの排気は、煙突が生み出す暖かい空気の自然の上昇気流(ドラフト)によるものなので、特に着火直後はまだその力は弱く、室内が負圧だと排気が弱くて上手く燃えなかったり、煙が逆流してきたりします。
 

昔の気密性の低い住宅であれば、隙間風がどこからか入ってくるので、そんなこともないのかもしれませんが、今の住宅ではそうはいきませんね。

ですから、薪ストーブを設置する場合は必ず本体近くに給気口を設けたり、外気導入という直接屋外の空気をストーブに取り込む設備を付けたりして、使用する際は新鮮な空気が取り入れられるようにしましょう。
 

薪ストーブと給気口

機種によって給気の取入口の位置は違うので、そのストーブに合わせた場所に
給気口を付けますが、写真のように本体の背面に設置することが多いです。
ストーブのすぐ近くに設けるので、熱に弱いプラスチックなどではなくステンレス製です。
 

今年の薪ストーブシーズンも残りわずかとなりました。安全な使用で快適な薪ストーブライフを満喫して下さい。

次回もお楽しみに!!

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